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関東の〆の航空祭と言えば、

「入間基地 航空祭」



早速11月3日に行われた航空祭のレポートへ行って見ましょう〜!

レポーターは、今回から
迷彩服を着用した「イ〜ヨ〜君」です。


入間基地の開門は遅く、8時半を過ぎてからで〜す。

朝一番から大勢の観客で、ごった返しているな〜。

門を入ると・・・

エプロン地区へと、まっしぐら・・・

でも、ちょっとを脇を見ると・・・

石碑なども見ておくと、航空祭がより楽しくなるよ。


エプロン地区手前の通路までくると・・・

なにやら
華やかな車列が・・・

あれれ? こちらの方々は、なんざんしょ・・・?

なんと、この日の為に集まった
各地のミスさん・・・

これだけ集まると、ある意味スゴイかも・・・

そんでもって、
男性隊員さんたちが・・・

苦労,S・・・?

彼女募集コーナーだったりして・・・

戦いは、「402飛行隊」VS「検査隊」

平和で過酷な状況らしい・・・(^_^;)

さて、エプロン地区へと進んでみよう!
(エプロン=滑走路手前の飛行機の待機場)
エプロンにつくと、なんだか人だかりが・・・?

ブルーインパルスのパイロットに、サインをもらう人の列だった。

ここでは、30分以上待つこともしばしばだよ。

さて、入間では開門と同時に航空展示が始まっています。

さぁ〜正面からきましたよ〜〜!

入間所属の
T−4による飛行展示だ!

ピッタリとならんで飛ぶ姿は、芸術品!

4機のT−4と2機のT−4が色々な飛行を見せてくれるよ。

この4機編隊は「ダイヤモンド隊形」と呼ばれる形だよ

4機のほかに2機がソロ演技を見せてくれるよ


1機は「記念塗装機」だ!
(記念塗装機=航空祭や記念式典にあわせて特別に塗装を施した機体)

ソロの1機は、かなりのパフォーマンスを見せてくれたよ。

噂によると、元「ブルー」のパイロットが乗ってるとか・・・


通常の展示飛行とは思えない、ひねり急上昇の展示に観客もポカ〜ン!


最後は、ベイパーを引いての急上昇ターンだ!
(ベイパー=航空機の翼面や両端から出る水蒸気の霧雲)

カッコエエな〜 ( ̄o ̄;)ボソッ


さてさて、地上展示機のほうですが・・・


浜松で、勇士を見せてくれたバートルがココにもきていてくれました。


この姿を見れるのも、本当に最後かな?

そして今年は、入間では珍しく「米軍」からも参加がありました。


さすがに・・・すごい人だかりだね。


米軍からは、
『F/A−18 ホーネット』が2機展示されたよ。


お〜〜ヤッパリカッコイイ・・・


さて、次はハンガーへ行って見ましょう。

入間基地にも、大きなハンガーがいくつかあります。
(ハンガー=飛行機の格納庫)

開放しているハンガーを覗いて見ると、なにやらお楽しみな展示が・・・

色々と体験させてくれるるみたいです。

こちらには、緊急災害時の緊急装備品

1つ1つ説明があり、隊員さんに聞けば詳しく解説もしてくれます。

レスキュー・キッチンシステム

『システム・キッチンと聞くと最新のキッチンみたいだけど、
『キッチン・システム』というとこうなるのか・・・

電気もガスも無い所で、100人分のご飯を20分で作れるんだって!

いざと言う時は、心強いよね (*^-^*)



次は、こちら・・・

『ボーカメ』(画像探査装置)
の先にカメラが着いた装備で、ネーミングは、ボーカメだけど・・・

棒の先には、カメラの他に、
ライト、マイク、スピーカーがついていて、外で操作する
人と会話もできる優れもの。画像は手前の
箱のフタにある液晶画面に映ります。

珍しく、クロスケ本人が登場!

ボーカメが、壊れた家屋の中に取り残された人(救助を待つ人)を発見!
ヘッドホンとマイクを使って壁越しに、会話ができる優れものでした!



そんな、最中・・・ハンガーの片隅には・・・

う〜〜〜ん、さすが!いいこと書いてあるな。

今度は、妙〜な・・ マネキンが・・・

パイロットの人が装備している格好だけど・・・


緊急脱出装置の展示でした (^_^;)

その脇には、ハンガー内で、一際人が集まる一角が・・・

ウィ〜〜〜〜ン・・・ガシャ〜ン
と、機械音がしてるぞ?


この機体は、実際に飛んでいる時の飛行機の動作を実施してます。

実際には、見られない飛んでいる時の動作が地上で見れるので、意外と面白いんだよね。


パイロットの方も、乗ってますよ〜!

本物のT−4の動きを、間近で見れる展示でした。

すると、滑走路方面から・・・




ゴゴゴゴゴ・・・・・

ドドドドドドドドド・・・・

グオォォォォ〜〜〜〜ン


と、爆音が、聞こえてきた!



それでは、イ〜ヨ〜君、お疲れ様でした!


さて、ココからは
入間名物 大型機のフライトの開始だ!

入間基地には、戦闘機などはないのだが、大型の輸送機が装備されている。


輸送機だけでなく、ビジネスジェットタイプの「T−400」もある


YS−11とU−125の編隊飛行も始まった

うっほ〜〜〜! 低い所を飛ぶな〜!

大きな機体は、被写体としても撮りやすくていいですね。

次は、会場に無線交信の声が流れ出す・・・

なんだろう?と思いきや・・・地上から航空機を誘導しながら飛行する展示でした。

こちらの隊員さんが、地上から飛んでいる航空機を計測してました。

展示を終わると、周辺からは惜しみない拍手が・・・
パチパチパチ・・・
(ちょっとテレてた、隊員さんなのだ。)


さあ!そんでもって・・・きましたよ〜!

入間航空祭といえば、『C−1 ビッグ・フォーメーション』


ゴ〜〜〜〜ゴォ〜〜〜ン
と、大迫力のサウンドを響かせてやってきた6機の大編隊


会場からも『スッゴ〜〜〜イ』と、歓声が上がる!

編隊は、数回会場を通過する

それにしても、大きなフォーメーションだ・・・(^◇^;)

大編隊の通過後は、ソロ機が単独での展示になるが・・・

でかい機体だけに、大迫力

次に、正面からやってきた5機編隊が・・・

目の前で「バ〜〜〜ン」と開いていく!


巨大な、『レベルオープナー』
何でも、大型の「C−1」5機で広がると、幅5キロまで必要だとか・・・(^_^;)

そして、次は2機のすれ違い

タッククロス・・・?

速度は遅いが、これまた大迫力!

次は、陸上自衛隊空挺団協力の空挺降下

入間の空に、クラゲがあたわれた〜 (*^-^*)

そんでもって、これが見物!

1機の「C−1」が着陸態勢でゆっくりと飛んでくるのだが、
その下を飛行姿勢のC−1が、超低空高速で追い越すのだ!


これには、観客も『おぉぉぉ〜〜〜〜』と、声を上げる!
この後、ロケットのような急上昇も見せてくれる。


大型の航空機だが、綺麗なフォーメーションだ


レーダーのバックを回り込んで、着陸態勢へと入るC−1

大型機フライトを見ると、入間に来たかいがあったと思う。


展示を終えた機体が、次々に下りてくる。


T−400も自衛隊では大型の機体だ。


着陸したC−1が、観客の前へやってくる。

ブルーと比べると、その大きさには圧倒される。

ブルーの整備員達の後ろを悠然と通過するC−1


デケ〜ナ〜・・・と言った感じ・・・ (^_^;)

さて、この時間帯ぐらいになると・・・

会場は、ほとんど隙間がなくなってくる・・・(^_^;)

そんな最中、次に上がるのが「救難隊」だ!

今回は、新潟県から「新潟救難隊」が展示にやってきた。


救難隊の展示は、一見地味な感じだが・・・とても信頼できる展示


救難展示の後、機動ヘリ『UH−60』のパワーフライトも見せてくれる!


展示を無事終えた救難ヘリも展示エリアへと帰ってきた。

すると、奥の方から・・・

なにやら・・・変なのが・・・

空飛ぶ?トラック・・・?

お次は、ハイパワーヘリ「CH−47」の展示だ!

巨大なヘリ「CH−47」はパワーもすごい!

陸自と空自では、カラーが違うのがお分かりだろうか?

トラックをゆうゆうと持ち上げての展示!

パワー展示の後は、順敏な飛行展示も見せてくれる。

ブーメランアンテナが、勝ち誇った口にも見えて、面白い (*^-^*)


ここまでで、午前中の展示は終わりとなり、昼休みとなるのだが・・・


ここで、ちょっと、トイレへ・・・

ところが・・・・

この中を通過するのが、一苦労となる。 (T▽T)

さすがに、これだけの人が集まる航空祭となると、混雑もハンパじゃない。

30分以上ならんで、トイレを何とか済ませて、売店地区へ行ってみると・・・

(((( ;゚д゚)))アワワワワ

この人だかり・・・・どうなってるんでしょうか?

自衛隊限定のお土産も・・・

ほとんど、近づけない状態・・・(T▽T)

結局、昼休みはトイレに行って無事に元の場所に戻るのが精一杯でした・・・・



さすが、入間じゃ〜 ヽ(`0´)ノ


ここまで、混雑すると下手に動かずに、ブルーが始まるのをひたすら待とう。


そんな時・・・・

なんだか知らないが、端の方で急に消防の放水展示が始まったのだが・・・

今となっては、身動き取れん・・・( ̄ロ ̄;)


まあ〜これも、入間名物だから仕方ないか (^_^;)



そんな混雑する入間だが、ブルーの展示が始まる直前に・・・

なんと〜ヽ(`0´)ノ

晴れてきたではないか!


今回は、それなりに前方で見れましたので、
ブルーインパルスの飛行前の展示もレポートします。


ブルーの演技が始まる前に、各機それぞれの整備員がやってくる。

各機体、それぞれ専属の整備員がいる。



整備が完了すると、機体の前に整列

パイロットは、ウォークダウンの準備に入る。

それぞれの機体に向けて、パイロットが並んで行進搭乗するのだ。



綺麗にならんで歩くところは、まさにブルー!



整備の方と敬礼


機体に乗り込んで、準備に入る



それぞれのチェックを進めながら、エンジンスタート!



機首にいる整備員と息の合った点検風景



エアブレーキや翼などパイロットから見えない部分は、左右後方の整備員が動きを確認する。



全項目 クリア 
タイヤ止めをはずして、フライトへ向かう



ブルーは、整備員と観客の声援を受けて、発進



パイロットは、声援に手を振ってこたえる



6機全部が、滑走路へ次々に向かう



3番機のパイロットの指が「3」になってるのは、ご愛嬌 (*^-^*)


滑走路エンドへタキシング(地上を走ること)

このあたりでも、観客は手を振りまくり!



勢ぞろいしたブルーは滑走路の端で最終確認を行い、アクロバットを開始する



観客も、この時間が一番待ち遠しい〜 (>w< )




キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!


まずは、4機でのフォーメーションテイクオフ!


離陸した4機は、会場を回って正面からご挨拶

次に5番機の
ド迫力な離陸!

離陸直後にギヤ(タイヤ)をしまって、超低空でのフライト

こりゃ、スッゲ〜〜〜(◎o◎)!

6番機も離陸し、アクロ開始!

5機が、毛糸のようにひねり広がる!


大編隊でのターン!


ソロ機の急上昇!


綺麗なハートに、矢が刺さる!


会場後方からの低空編隊パス!


晴れてよかった〜 (*^-^*)


上空には、かなりの水蒸気があるらしく、ベイパーを引く

この先、雲が出てきてしまい、演技を水平系と呼ばれる低い演技中心の4区分へと変更

フォーメーションでの通過!

綺麗にそろってるな〜。


お〜〜! 「サクラ」
バックの雲が、邪魔だった〜! でも空いっぱいの巨大マニューバー!

極めつけは、これ!

タック・クロス
ぶつかっちゃうよ〜〜! と思わせるような計算されたフライト!

斜め交差の次は、正面から交差!


ギリギリまで、接近して・・・


フワ〜と交わす!

これが、お互い時速600キロでやってるんだから、すごい!


そして、最後は5・6番機による荒業!

コークスクリュー!

この演技で、演目は終了となり、45分のブルーの演技は終了となる。

演技を終えたブルーが、帰ってくる。

観客からは、大きな拍手が上がる!


ここで、入間流・・・サプライズ?


ね〜ちゃん!

今頃、出番かい! (ノ><)ノ





と言うか・・・ここで、花束もらっても・・・と思いきや・・・






なんて、素直な人達だ ( ̄ロ ̄;)!!


ここで、全ての展示は終わりとなる。

観客は、次々に帰路に向かい、各基地からやってきた機体も帰路に向かう。

今回のフライバイは地味だったが・・・例外と言うべきか・・・?

春の北宇都宮で、空自のC−1が派手なフライバイを見せたお返しか?

陸自のコブラがこれでもか〜〜〜と、ド派手なフライトを見せて帰っていった。

なんだか、得した気分 (*^-^*)


この日の最後は、ブルーのお帰りだ。


4機のブルーがフォーメーション+スモークで離陸

その後、会場上空を1周回ってきて、もう一度滑走路上へやってくると、
下で待機していた、残る3機が
フォーメーション+スモークで滑走開始!

なんと、上と下の両方で、7機のブルーが駆け抜けていったのだった!


こんな、フライバイ・・・見たことなかった・・・・。



入間航空祭



入場者数は、22万6千人。
ちょっとした、市町村の人口に匹敵する人数が一度に集まる航空祭。
そんな、混雑が過ぎると同時に、関東のミリタリー祭典も幕を閉じる。


来年も、晴れが続きますように!



ちなみに・・・・


この山のような、
ヤキソバ・・・・

15分で、なくなりましたけど・・・(ノ><)ノ


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