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やってきました〜!

東海道、空の祭典!

春の祭典が『静浜』なら
秋の祭典『浜松 エア・フェスタ』

航空自衛隊浜松基地『エア・フェスタ 2007』レポートへ行って見ましょう!

※注意※
今回のレポートには、航空祭全体の雰囲気を紹介する為に21日当日の他に前日20日の
事前訓練に撮影した写真を使用しております。カメラアングルによっては、1日では移動が
困難な撮影状況の場合がありますので、ご注意ください。


夜も開けきらぬ、
午前4時・・・・浜松基地に到着したのだが、そこには・・・

すでに
テールランプの長い列が・・・・

ナンバーを見ると、関東、関西、遠くは東北から九州まで・・・
皆さん・・・見上げた根性じゃ・・・

混雑する要因の一つは、私も責任あったりして・・・(^_^;)


朝、5時半・・・夜明け・・・


明るくなる頃には、周辺の駐車場への道は、1000台以上の車の列ができていた。


みな、航空祭を見る為に努力してるんだな〜(^◇^;)

もっとも、我々もそのうちの一人だけどね σ(^-^;)



朝7時半ぐらいに基地駐車場は開門となり、この日の一日が始まった。



そんでもって・・・・


今日は、イイぞ〜!




前回の、木更津は
どしゃぶりだったけど、今回は思い切り青空じゃ〜!


駐車場は、エア・フェスタ会場から滑走路を挟んで南側にあります。

歩いて移動できないこともないのだが、ここでは会場と駐車場を往復するシャトルバスがあります。


片道、100円でたくさんのバスが往復しています。


とりあえず、すいている早朝に、会場内へ行って地上展示の撮影だ〜〜!

『HAMAMATSU AB(浜松 エアベース)
お〜〜!青空に管制塔も輝いてるぜ!

という事で、この先は
「彼」に、お願いしますよ〜(=゜-゜)ノ

朝っぱらから、元気な「イ〜ヨ〜」のレポートで〜す。

朝8時の時点では、それほど混雑はしていないけど・・・ここは・・・

売店地区は、レア・グッツや飲物を買う人ですでに混雑が・・・

エプロンと呼ばれる飛行機の展示エリアに行って見ましょう。

午後のブルーのフライトの頃には、この広い場所が、人でいっぱいになっちゃうよ。


会場中心に展示されていたのは、ブルーインパルスにも使われている浜松基地の機体
『 T-4(ティーフォー) 』

よく見ると、上半分にダークグレー塗装が、施されている特別塗装機で、
新たに浜松基地に出来た「戦闘機操縦基礎課程」の開始を記念して描かれたんだよ。


なんだか、練習機が急に戦闘機みたいに見えてくるね。

「T-4」「T」「トレーニング(Training)」「T」だから、この機体は練習機という意味だよ。


さて・・・この先は・・・


さすがに、
朝一番でも人気のある機体の前は黒山の人だかりなのだ・・・

朝一番なら、何とか前のほうも覗けるので・・・

ブルーインパルスの写真も、何とか撮れたのだ。

それにしても、カッコイイ〜〜!

整然と並ぶ姿って・・・何回見ても感動だ!

そして、コッチには・・

お隣の静浜基地からゲスト?としてやってきた
『T-7・ジュニア』も展示されてるよ。

さて、今回とっても人気がある機体はこれ↓

V-107 救難ヘリコプター 通称「バートル」

1967年から40年間に渡り活躍してきたこのヘリもとうとう退役となり
航空祭でその勇士を見せるのも、今年の浜松が最後なんだ。


そして浜松といえば、帽子をかぶった、でっかい機体!

『 E-767 早期警戒管制機 AWACS(エィワックス) 』

ボーイング767旅客機を改造した世界でも
日本にしかない高度な
警戒管制能力を持つ空飛ぶレーダーサイトだ!


あんまりにも大きいので、近くに行くと写真に納まらない・・・

こういう時は、
手作り魚眼レンズ「魚の目君」の出番

お〜〜〜!なんだか・・・スゲ〜( ̄。 ̄ )ボソ...

そんな、でかい機体の足元に・・・


・・・・・・エ ( ̄ロ ̄;)!!


エィワックスのジュニアが・・・・(^_^;)

最近、ジュニアの増殖が・・・ブ〜ムみたいだ。

こちらは、大型機?らしくちゃんと・・・タラップ(階段)まで・・・

よく見ると・・・タラップには、最大積算量「70KG」との表示も・・・・


クロスケは、登れないぞ( ̄。 ̄ )ボソ...

イ〜ヨ〜なら、のれるね(*^-^*)


さて、ハンガーにも行ってみよう。

ここ浜松基地には、赤い「T-4」もあるんだよ。

この機体は、ジャッキがついてるけど、作動展示といってギア(タイヤ)を収納して
飛んでる姿とかを実演してくれます。

そして、救難装備品展示

地味で、目立たない色合いが多い自衛隊の装備品だけど、
救難装備品は色は派手に目立つものが多いね。

次にあったのは・・・・

エィワックスのエンジン!

これは、でかい・・・


地上展示を見ていると・・・どこからともなくエンジン音が・・・

オープニング・フライトが始まりました!

まったね〜!(ばい・い〜よ〜)


それでは、皆さん空の祭典を楽しみましょう〜!


会場上空では、航空祭の醍醐味「飛行展示」が始まりました。

まずは、4機の『T-4』によるフォーメーションフライトで幕をあけます。

2色の機体が、飛ぶここならでわのフライト!


そして次は、救難機の通過!

新旧の機体が、共に並んでのフォーメーションはこれで見納め。

フライトを終えた機体が帰ってきた。

お〜〜!りりしい感じのT-4だね。

救難機も帰ってきたよ。

奥のバートルは、退役間近、手前は新しい救難飛行機だ。

そして、会場からは、『おぉぉぉ〜」と言う歓声と共に
大きなレーダーを載せたエィワックスも飛行を開始する


しかし・・・ここで、一つ大問題が・・・・


実は、東西に伸びる滑走路を持つ「浜松基地」からは、飛行展示を行う機体を
撮影しようと思うとすべて、逆光になってしまうのだ!


デジタルだけに、ある程度逆光補正はできるものの、この天気では・・・

限界だな・・・(^_^;)


という事で、この先の会場地区混雑も考慮して・・・


バスに飛び乗り、南側の駐車場地区に戻ることにした。


またもや、バスに飛び乗り着た道を戻るのであった。


そして、駐車場地区は・・・・


会場側とは、打って変わって芝生の上での
『のんびりム〜ド』なのだ。
展示機とか、
なんにも無いけど、空を飛ぶ機体の撮影にはもってこいの順光だ。


さあ〜
「 E-767 エィワックス」がやってきたぞ〜!

見慣れた767のボディーだけど、レーダードームがすごい。


大きな機体だけに、撮影しやすくっていいね。


そんな、大きな巨体の「エィワックス」だが、上空では
超低空ターンを見せてくれる。


うほほほほ〜〜!

大迫力 じゃ〜ヽ(`0´)ノ

展示を終えたエィワックスが帰ってきた。

さすがに、滑走も迫力ある〜!

次の展示は、プ〜〜〜〜〜ンという甲高い音と共に現れた3機


お隣、静浜基地からやってきた
『 T-7 』

小型のプロペラ機だが、新型の機体でキビキビとしたフライトを見せてくれる。

結構低い所を飛んでくれるし、速度もゆっくり。

私みたいな、『コンデジ・カメラマン』には、もってこいの航空機だ(*^-^*)

続いて、現れたのは・・・・・


小松基地からやってきた、最強の戦士!

『 F-15 イーグル 』

ドドドドド・・・・
と言う爆音と共に、浜松の空を駆け巡るイーグル


アフター・バーナーを焚いて、空を駆け巡る!

鼓膜破りといわれる轟音は、いつ聞いても心地よすぎる
『爆音浴


ピクニックスタイルのファミリーの輪からは、
子供が火のついたような勢いで泣き叫ぶ・・・


ソリャ、怖いわな・・・・(^◇^;)


※注意※
小学生以下の小さなお子さんには、戦闘機の飛行展示はショックが大きすぎて
トラウマになりかねません。保護者の方は十分気をつけください。


そんな、地上のテンヤワンヤ?も、かき消すようにイーグルは起動飛行を見せてくれる。

上空の一部では、ベイパーを引いてのターンも見せてくれる。


お〜〜〜!かっこいいぜ!
「イーグル」


爆音を轟かせて、空を駆け巡ったイーグルが去った後、一瞬の静寂が訪れ・・・


泣き叫ぶ子供達も、落ち着きが戻ったかに思えたが・・・・・





次に現れたのは、『岐阜基地』からやってきた・・・


最新鋭戦闘機 『 F - 2 』


バリバリバリバリ・・・・ヽ(`0´)ノ


またもや、会場上空では
『爆音演奏会』の開幕

同時に足元では・・・

お子様の
『悲鳴と鳴き声のアンサンブル』


どっちにしても、騒がしい祭じゃのう (^◇^;)

やってきたのは、F-2の一号機

量産型の『洋上迷彩色』に比べて派手な色合いだ


F-2は、小型の機体で身軽なので、カメラマン泣かせの『こまわり君』

結局まともに撮れたのは、2枚程度だった・・・ ( ̄ロ ̄;)  ガーン


続きまして、今度はジェットエンジンと言っても静かな機体
『 T-4 』 の登場

T-4は、この後ビッグフォーメーションを展示する為に、ドンドン離陸していく。
3機+3機+3機+2機の系11機が次々に飛立った。


そして、会場に帰ってきたのは・・・


『 10機のビッグフォーメーション 』


お〜〜!スッゲ〜〜〜! \(~o~)/

フォーメーションが、通過した後は1機が単独の機動を見せてくれる

お〜〜〜!低い!低い位置を飛んでくれるな〜。

次は、形を変えたフォーメーション通過!

綺麗な『V字型』が青空に生えますね〜。


さて、お次は今年のメインイベントと言っても過言ではない

『救難展示』 

ブ〜〜〜ンという甲高い音と共に現れた
『MU-2救難捜索機』

この目立つ機体も、長きに渡り救難活動を支えてきた機体だが、これで見納めである。

そして、バートルも救難展示へと向かう。

この派手な2機は遭難者からも見つけやすい機体だ。

キツネのような顔つきで愛らしい救難機

観客の前で、勇士を見せる


バートルも優れた機動性を発揮!

最後の展示は、2機でのフォーメーションフライトだ!

長きに渡り、救難を支えてきた『大きな大きな、おじいちゃん』


長い間、お疲れ様でした。



そして、空には静けさが戻ってくる。


昼休みなのだ。



会場では、静浜からやってきた『T-7ジュニア』の展示や
「カラーガード隊」の展示が行われているが、
反対側の我々からはちょっと見ることができない。


空も、観客もちょっと休憩・・・


そして、午後1時


お待ちかねの
『ブルーインパルス』 の登場!

ブルーは、会場でウォークダウンなどの展示を見せた後

滑走路端まで進み、離陸の準備に入る

ここで、離陸の合図とも言える『スモーク』

会場から離れた場所だが、このスモークが上がると、観客の熱気は急上昇!

まずは、4機がフォーメーションテイクオフを行い会場を後にする。


そして、怒迫力の離陸は5番機


離陸後、高度10m以下を保ちながらの超低空で滑走路を端まで突き進み、急上昇!

間髪いれず、6番機の離陸

6番機は、頭の上でロールを打ってさっていく。


次にやってくるのは、始めに離陸した4機の過密フォーメーション

『ファン・ブレイク』

ここからは、ドンドンブルーの演技(マニューバー)が続く

5機が縦一列に並んで会場に突入

会場正面で、ガバ!と開いてターンする『チェンジオーバーターン』

お〜〜〜!

正面をぐるっと一周して大きなリングを描く技だ!

そして、5機のブルーが滝のように降ってくる「レイン・フォール」

これも、大迫力。どれか1機が自分のほうに来てくれるからうれしい!

リードソロの5番機は、大技の間を埋めていく。

どこまで、上がるんだ〜?と思わせる急上昇!

ブルー・・・見えなくなっちゃった (^◇^;)

4機の機体が、背面で飛行しながらやってくる!


これも、青空に白い機体が映える技だ!

何がイイって・・・

天気がいい (>w< )!

この高い青空に、もちろん演技は第一区分

見事、大きなハートに矢が刺さりました!

このあたりからは、6機全機でのフォーメーション

きっちり並んだ6機が会場にやってくる

豪快にループ!

スッゲ〜カッコイイ・・・

自らのスモークに・・・

自らの影が落ちる見事な天気に見事な演技!

ヤッパリブルーインパルスは青空が良く似合う!

スモーク無しのブルーもカッコイイね。


さて、5機の編隊になったブルーは、今度は空に大きな花を描く

逆光が、ある意味芸術性に演出を加えてくれる。


そして、方々に散らばったブルーは・・・

空の芸術『スタークロス』を描いてくれた

ブルーは、編隊の数を変えて演技を見せてくれる。

時には、1機


2機


3機


4機

どれをとっても、見事な演技だ!

最後には、「ローリングコンバットピッチ」で着陸へ向かう





浜松基地

2004年、サンダーバーズを追いかけてやってきた時以来であったが、
前回はどしゃぶりで雨というより、嵐のような天候であった。

そんな、過去の分まで穴埋めしてくれたような、見事な航空祭。

隊員の皆さんの日ごろの行いの良さと訓練が、十分い発揮された
素晴らしい航空祭でした。









ちなみに・・・


浜松基地には、隣接して『航空自衛隊 広報館』が建っています。
ここには、往年の名機が勢ぞろいし、飛行機の展示が行われています。

もちろん
初代ブルーインパルスも展示してあります。


初代『ハチロク・ブルー』

後輩の見事な演技に、さぞ満足だと思います。



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