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2007年 9月29日
千葉県北西部にある飛行場
海上自衛隊下総航空基地にて、
開設記念行事が行われた。
地元開催の空の祭典だけに、意気揚々と出かけたのだが・・・
残念〜(>w< )
とうとう、雨が降ってしまった・・・・
しかし、その辺は自衛隊!
雨の基地祭の楽しみ方をレポートします。
もちろん、レポーターは・・・
百科図鑑名物レポーターの『イ〜ヨ〜君』です。
最近は、それなりにイーヨー君も、知名度が上がっちゃって・・・・
イ〜ヨ〜君が、記念撮影される場面もチラホラ・・・(^◇^;)
航空祭(自衛隊により呼び名は変わるのですが)と、いえば「飛行機・ビュンビュン」
「ヘリ・ガンガン」と言うイメージですが、天候不順の場合、フライトは
中止される時があります。
飛ぶことはできるのですが、雨が降っているとキケンも多いですし、
観客が見上げることもできないですからね。
でも、そんな時は基地一般開放の時しか体験できないことを
十分に体験して、楽しみましょう!
まずは、ハンガー内から見て行きましょう!
ハンガーには、自衛隊以外の機体もたくさん展示されています。
展示は座席に座らせてくれたり、記念写真を撮らせてくれたりと
自由が聞く部分もあり、希望を聞いてくれますので是非声をかけて
色々と体験させてもらおう!
こんな感じで、記念撮影させてくれます!
こちらのブースは『鳥人間コンテスト』へ参加した時の展示です
滑空部門で、4位!すごいですね!
もちろん機体の展示も有ります!
うわ〜〜〜(◎o◎)
すごく薄くて軽そうな機体。コレで飛ぶって勇気がいるよね”
そんでもって・・・・
キャラクターさんも、いらっしゃいます・・・。
せっかくなので、記念撮影・・・( ̄∀ ̄;)汗
基地内には、大きな『ハンガー』と呼ばれる飛行機の格納庫がいくつもあります。
こちらの、ハンガーは売店地区です。
ミリタリーグッツ販売や自衛隊オリジナルの商品なども並びます。
そんな、なか・・・
ひときわ、長〜〜〜い行列ができる店というと・・・
↓ ヤッパリ・・・コレでしょう ↓
確かに、海上自衛隊では、海軍カレーは本家ですからね(*^-^*)
さて、真ん中のハンガー内には、ステージもあり、式典や出し物も行われています。
で・・・・なぜか?
『歌謡ショー』が始まりました・・・( ̄∀ ̄;)?
それも・・・『演歌〜〜〜』ヽ(`0´)ノ
自衛隊の哨戒機に演歌・・・・コレが、意外とマッチしたりして(=゜-゜)ノ♪
そんでもって・・・
結構、うまいんだよ・・・
この人・・・歌が・・・・
なんだか、ミョ〜〜に、和の空気が飛行場に流れたりして・・・(^◇^;)
全体的にまったりとした、空の祭典になってる・・・・
続きまして、ステージでは・・・・
・・・さすがに・・・沖縄民謡には・・・・
観客も・・・目が点 ( ・ ・ )
生で聞けたから得した気分だけどね。
そう言えば、この人・・・八千代の路上でライブやってた気がする・・・(^◇^;)
(地元の話題で、スミマセン)
エ〜〜〜〜色々なイベントが行われる基地祭ですが・・・
お次は、これを目当てにやってくるファンも多い
『カラーガード隊』の展示です
女性自衛官による、フラッグの演技が披露されます。
鮮やかに舞うフラッグ!
キリッとした目線、動き、さすがです!
公務員の方の制服で、『ミニスカート』というのも珍しいですよね。
カラーガード隊の皆様、お疲れ様でした。
さてさて、空いてますから・・・・
天気は悪いのですが、もちろん地上展示はありますよ。
空いているので、近くで大きな機体をゆっくりと見ることができます。
こちらは、『YS-11』日本国産の大型航空機です。
こちらは、「P-3C 哨戒機」海の騎兵隊です!
最近新型機の『P-X』のフライト成功が話題になりました。
こちらのヘリは『SH-60哨戒ヘリ』
護衛艦などに搭載されています。
そんでもって・・・
ひときわ目立つ『迷彩色』の機体は・・・
航空自衛隊からやってきた『C-1輸送機』です。
C-1は近くにある陸上自衛隊・空挺団訓練時に、ここから離陸します。
こちらは「TC−90」
海上自衛隊の練習機です
こちらは『 T-5 』
この機体は、海上自衛隊のパイロットが始めて操縦する機体なんです
そして、今年はもう一つ特別な年でもあります
下総基地に配備されていた下総救難隊が、今年度を持って館山基地へと移動となるんです。
部隊マークには・・・
LastYear (ラスト・イヤー)
「good−by SHIMOFUSA」
(グッバイ 下総)
と、書かれていたのだ!
最後の年が、この雨でとても残でしたが、今までありがとう!
館山に行っても、がんばってね〜〜(=゜-゜)ノ
言葉に重みを感じる「good−by」だな〜〜
と、余韻に浸っていると・・・・放送が入った。
『コレより、会場正面におきまして、救難隊の展示飛行を実施します』
なんと〜ヽ(`0´)ノ
さすが、救難隊!
この雨の中、展示飛行を行ってくれるというのだ!
さっそく、エプロン地区へGO!
会場に着くと、救難隊が準備に入っていた
雨の中、離陸準備が進む
この勇士を、ここで見られるのも最後と思うとちょっぴり寂しい・・・
地上クルーの合図と共にパイロットも指で合図を指す
さ〜離陸です!
『UH−60 救難機 』は、雨の中会場正面へとやってきた!
まずは、ヘリの操作性や能力を披露するフライト!
急上昇や急旋回、急降下など観客の目の前で華麗なフライトを見せる
悪天候の中、素晴らしいフライトを見せてくれた
続いて、救難展示の開始
正面で遭難者が発炎筒を焚いて救助を待つ
プロペラ先に『ベイパー』で輪を描きながら、救難機がやってきた!
そして、隊員は雨の中『降下!』
遭難者のもとへと降り立ち、搬送の準備に入る
上空には、もう一機のヘリがやってきた
こちらのヘリに遭難者を収容します。
タンカごとヘリに収容、救難活動は無事終了!
雨の中、観客からも惜しみない拍手が沸く!
そして、1機が会場へと向かってきた
ここからは、UH−60救難ヘリの起動飛行だ!
大型で、機動力のあるUH−60は、「ヘリのイーグル」とも呼ばれる
今年が最後と言うこともあり、雨天をもろともしない迫力!
背中を見せながら8の字を空に描いて機動性を見せてくれた!
展示が終わり、無事着陸
会場では、地上クルーがヘリの帰りを待つ
展示を終えた救難機がやってきた。
お〜〜!カッコイイ・・・・
あれ?
気がつけば、雨が・・・ほとんど止んだ・・・・
救難隊は、雨雲まで吹き飛ばしてくれたようだ!
悪天候の中、飛行展示を実施してくれて、ありがとう!
館山へ行っても、応援しています
そして、雨が上がった会場には・・・
ある一角に、多くの人が集まり始めていた
一体この人だかりは・・・・?
そして、エプロン地区に設けられた特設会場に現れたのは・・・
ナント〜〜ヽ(`0´)ノ
『Mini P−3C』その名も『トリプル・セイラーズ』
航空自衛隊では、見かけるミニ軍団だが、海上自衛隊では初めてだろう
3機のミニP−3Cは、整列し観客へ、まずは自己紹介
そして、3機で編隊飛行を、開始
エンジンの始動や照明など忠実に再現されている
しかしながら、元々アクロバットなどを行う機体ではないP−3Cのミニだけに
展示編隊飛行は、特別なマニューバーなどなく終了となった。
ところが・・・・
ミニP−3Cが、会場から下がったところで・・・妙なのが・・・
・・・・アレは・・・・
( ̄∀ ̄;) 謎
潜水艦の登場 ヽ(`0´)ノ
今まで、各地の航空祭などで披露されていた、ミニやジュニアの展示は
編隊飛行やアクロバット飛行のバージョンが主なのだが、ここは違った!
普段、広い海の上で行われている海上自衛隊の活動を、この「ミニ」で
わかりやすくコンパクトに見せてくれる画期的な訓練展示だったのだ!
潜水艦は、海上自衛隊も所有している艦だが、今回は悪役に回ってもらうストーリー
それでは、『ジオラマ訓練展示』をストーリーにそってご紹介します
それでは、始まり始まり〜〜
P−3Cが海上をパトロールしています。
P−3Cには、海の中を進む潜水艦を見つけるレーダーやソナーが
搭載されており、いつも海の安全を見張っています
すると、ソナーに未確認潜水艦発見!
日本近海に現れた潜水艦に対して警告を通達
上空から、しつこく潜水艦を追い、警告と浮上を要請するが、潜水艦は警告を無視
潜水艦には、ミサイルを発射できる機能があり、これ以上は危険と判断し、攻撃を開始
日本の領海内で危険行為を続ける潜水艦に魚雷を放つ
(もちろん正当防衛の範囲で)
走る!魚雷! (^◇^;)
(魚雷もラジコン操作で走ります)
魚雷は、潜水艦に命中!
かくして、潜水艦は走行不能となり・・・
日本領土への攻撃は避けられたのであった・・・・
おしまい (*^-^*)
非常に良くわかり、いい意味で素晴らしく面白い展示だった。
今後の、自衛隊イベントの可能性を引き出した感じですね。(*^-^*)
展示が終わったミニは格納庫へ
この後、展示されますよ!
もちろん潜水艦も(*^-^*)
会場奥では、新たな展示ブースが出来上がり・・・
撮影会が始まりました。
順番で、ミニに乗せてもらうこともできます。
イーヨー君は、小さいの翼のうえで、ポ〜ズ!
それにしても、良くできてる・・・・
下総航空基地の展示は、午前中で全て終わりです
午後からは、事前の申込と抽選であたったラッキーな方々が体験できる
体験搭乗となります。もちろん基地内に残ることもできますので、撮影もできます。
それでは、とりあえず売店で買った「お団子」でも食べながらお昼休みとしますか。
イ〜ヨ〜君もお疲れさまでした。
午後になると、雨も上がり体験搭乗が始まった。
クルーの人達が機体へと向かう
抽選に当たった、ラッキーな人が並んでいます
当選者を乗せたYS−11が滑走路へと向かいます。
この時は会場もすいているので、撮影にはもってこいですよ。
午後から、元気に飛び出した「YS−11」
哨戒機『P−3C』も、ミニに負けじとフライト開始
正面からやってくる「P−3C」
大きな機体だけに、近くで見ていると大迫力!
体験搭乗は、ピストン状態で行われ、4時ぐらいまでで終了となります。
今年は、下総救難隊の最後の年ということで期待していましたが、
朝から雨となり、フライトはあきらめていました。しかし不安を蹴散らし
最後の年に素晴らしい、展示フライトを実施してくれました。
下総救難隊
たくさんの思い出をありがとう!
ちなみに・・・
潜水艦は・・・一人では、脱着不可能・・・だそうです。
転ばないでね (^◇^;)
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