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さぁ〜〜〜〜今年もこの季節がやってきました!
空の祭典 『 航 空 祭 』 のシーズンです!
関東の先陣を切って行われる『熊谷基地 さくら祭』のレポートに行って見ましょう!
今年は、異常も異常・・・気象庁も気象予報士もビビル様な暖冬であったが、
熊谷の桜は、待っていてくれたかのような満開であった!
こりゃ〜〜〜幸先いいぞ〜〜(*^-^*)
さて、基地開放と同時に基地内に入った我々の前に本日の展示飛行を行うヘリがやってきた。
熊谷からは一番近い基地『入間基地』より大型輸送ヘリ「CH−47(チヌーク)」の到着!
はやる気持ちは、大人も子供も同じ!
朝一番で会場入りしたファンはヘリの到着に興奮状態だ!
ヘリからは今日のフライトのクルーが降りてきた。
このヘリは11時半から会場上空で「機動飛行」を実施してくれる。
次に、茨城県の百里基地より「UH−60救難ヘリ」もやってきた。
満開の桜と工業団地のエントツを縫うように着地する
ヘリは到着後、見学用に近くまで開放してくれる
自衛隊のヘリをこんなに近くで見れるチャンスも少ないから良く見ておこう!
今回は、『洋上迷彩塗装』のヘリがやってきてくれた。
ウ〜〜〜〜ン!カッコイイ(>w< )!
さて、ここは『さくら祭』の会場である。
せっかく満開なのだから、桜を見ながら本部周辺の展示も見てみよう。
会場には航空機の展示以外にも『航空防衛』や『災害救助』に関する展示がある。
一見すると地味な展示だが、親切な隊員さんが丁寧に装備の説明をしてくれる。
そんでもって・・・こちらは『売店エリア』
ここでは、ミリタリーグッツや自衛隊限定品の販売、もちろん食物・飲物の販売をしている。
「花より団子」の人もかなり多いらしく、人気の商品は結構並ぶのだ・・・(^_^;)
出店もあるのだが・・・・
久しぶりに『金魚すくい』を見た気がする(^◇^;)
金魚すくいは今でも子供に人気があるんですね〜!
「ポイ」が敗れないように、がんばってね!
(ポイ=金魚をすくう紙の正式名称)
それにしても、今年は桜がコレでもか〜〜〜!と満開だ。
青空もあって、まさに「お花見日和」。こんなことが2年連続だなんて、幸運!
桜の下は、「飛行機より花見」の方々がお花見を始めていたが・・・
あれ? ( ̄∀ ̄;)
急に花見客がいなくなっちゃった・・・?
どこに行ったかと思えば・・・・
本部前のエリアが人でいっぱい!
お〜〜〜!若き清栄たちの『ファンシードリル』が公開されていた!
一糸乱れぬ機敏な動き!
常日頃からのチームワークと鍛練の賜物だろう。
彼らを見つめる子供達。この中に将来ここで展示を行うであろう勇士がいることに期待をしよう。
本部でドリルの展示が行われているとき、展示エリアでは次の展示の準備が始まった。
次に展示を行う『輸送ヘリ』のクルーが機体の離陸準備に入った。
ドリル展示が終わると、グラウンドの展示エリアでは大型ヘリのエンジンが始動!
ジェットエンジンから吹きだす高温のガスで、奥の桜がかすんで見える。
この時、ヘリは「バリバリバリ・・・・」と音を立てて離陸準備に入る
さっきまで本部前にいた観客は一気に大移動!グラウンドを囲うように集まる。
観客とヘリの準備ができれば、
ヘリは一気に急上昇!
ものすごい迫力で、大型ヘリは離陸する!
しかし・・・・( ̄∀ ̄;)砂
近くで見ている観客は、吹き飛ばされそうな突風に襲われるのであった!
この時は、お花見弁当のフタをしっかりと閉めといてね(^◇^;)
満開の桜の中大型ヘリは起動飛行へと進む
今回非常に展示の高さが高く、ちょっと見えづらかった(^_^;)
それでも、大型ヘリだけに迫力のある展示だ。ヘリは空中で止まったり
左右にスライドしたりと、小鳥のような動きを見せる。
桜とのコラボレーションも「熊谷」の楽しみなのだが・・・ちと、高度が高いの〜( ̄。 ̄
)ボソ...
そんでもって・・・青空過ぎて・・・逆光(◎_◎;)
こうなれば、それを利用した写真を撮っても面白いかも知れない。
展示を終えたヘリが下りてくる。
離陸とは反対に、非常に慎重なゆっくりした着陸なので、実はこの時がシャッターチャンスなのだ!
続きまして『救難隊』の展示飛行だが・・・・
コレが、すごかった!ヽ(`0´)ノ
砂煙を上げて、会場左手奥を離陸したヘリは、超低空で観客の前を左から右へ駆け抜けた!
一瞬の出来事で、カメラを向けた時には、お尻を追っかける感じになってしまったが・・・
観客からは『オォォォォ・・・・・!』と言う歓声が上がった!
とりあえず、ヘリは会場後方へと消えていく。
すると・・・・
会場中央で、遭難者を模擬した隊員が発炎筒を焚く。
遭難者を発見した救難ヘリは会場上空へやってきてホバリング開始!
会場に集まった観客は救難展示を見つめる。
そして、ヘリから下げられたロープに隊員がぶら下がり・・・
降下開始!
それなりの高さがあるのだが、隊員は遭難者に向けて降下する
緊張するシーンなのだが、バックの満開の桜となんともいえない重なりだ(^_^;)
ヘリからはタンカも下ろされ、遭難者の収容が始まる
下では降下した隊員がリフトアップのサインを出す
慎重に渇、敏速に遭難者の救助が始まる。
その間、ヘリはその場で固まったように位置を維持してホバリングをしている。
ヘリでは遭難者の収容を行い、隊員もヘリへ乗り込んだ。
本来なら、ここから収容した負傷者を病院へ搬送するのだが、展示は起動飛行へと移る。
洋上迷彩は青をベースにした色なので、撮影者にはちょっとしんどい色だ(^_^;)
ヘリの機動性を展示し、また会場へと下りてくる。
下では、警備の隊員と観客のお出迎えが待っている。
会場からは、拍手が上がるのであった(*^-^*)
この時間になると、さくら祭の会場は人でごった返す・・・・
いつも思うのだが、年を追うごとに込んでくるような(^_^;)
それだけ、自衛隊の活動が世に受け入れられている証拠だろう。
この先、先ほど救難展示をおこなったグラウンドも開放され、ファンは一気に広い場所へと散らばる
なぜなら・・・・・
次の展示は『ブルーインパルス』なのだ〜ヽ(`0´)ノ
会場右手の空、横一列に並んだ6機の機影!
キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
今年初の『ブルーインパルス』
青空をバックに華麗なフライトの開始だ!
逆光だけど、スモークがその分しっかりと空のキャンバスに写る!
ブルーの編隊は形を変えて、次々に会場上空へ突入!
満開の桜と青空とブルー!
コレを待っていたんだ〜〜〜〜ヽ(`0´)ノ
6機編隊での過密フォーメーション
小さな機体が、大きな塊となって空を泳ぐ!
まるで、スイミーの物語のようだ!
桜を回り込むように6機編隊での360度ターン!
お〜〜〜〜!これぞ『さくら祭』の醍醐味!
会場上空を駆け抜けるブルーは今年もやってくれそうだぜ!
編隊はスワンフォーメーションで突入!
ブルーの動きに合わせて、会場で見上げる観客もアッツコッチ首を振りまくっている。
そして、今年も見れました!ビックマニューバー!
大空に描く大きな大きな6輪の輪!
『サクラ』だ〜〜!
あまりにも大きな展示なので、5枚の写真のつなぎ合わせでやっと全体の形が写せた(^◇^;)
そして、今年から加わったマニューバー
超過密4機編隊『ファンブレイク』
滑走路がある基地以外で、ファンブレイク見たのは、初めてだ・・・・スッゲ〜〜!
そして、2機のソロが織り成す大きな大きなハート!
キューピット! チョイと見づらいかもしれないが、空にでかいハートが描かれた!
そして、リードソロが桜をバックに8の字を描く。
満開の桜越しに見るブルーは本当に素晴らしい!
ソロ演技が終わると、会場右手からは縦一列に編隊をそろえたブルーがやってくる。
そう!この突入はブルーの代名詞!
『チィンジ・オーバー・ターン』だ!
会場上空で右旋回と同時に編隊が開くようにフォーメーションをチャンジしてターン!
コレは、いつ見てもカッチョイイ〜〜〜ヽ(`0´)ノ
5機が会場を抜けると、ソロの1機が会場左手から突入してくる
青い空を切り裂くその名も『ナイフ・エッジ』
そして、最後のアクロバット
空に広がる「レベルオープナー」
この展示を最後に、ブルーは入間基地へと向かい、会場を後にするのだ。
ブルーインパルスの展示が終わると、しばしまったりとした時間が流れる
ヘリの前で寝転ぶ人やお弁当を食べる人、なんだかやっと花見らしくなった。
この時点で、入場者数は1万6千人ということだった。すごいお花見じゃ(^◇^;)
そうそう・・・桜だった・・・(^_^;)
ありゃ? ヘリの風でちょっと散っちゃったかな?
それでも、お花見らしい感じは十分である。
騒がしかった空が静かになると、それまで身を潜めていた蝶もチラホラ飛び出した。
さて、休憩タイムも終わり終盤の展示飛行が始まった。
プ〜〜〜〜〜〜ン!と言う甲高い音と共に現れたのは『 T-7 』
静岡県の静浜基地からやってきた機体だ。
ブルーに比べるとかなりゆっくりだが、その分カメラマンには貴重な撮影機体!
次にやってきたのは、一際デカイ迷彩機
大型輸送機 『C-1』 の登場!
C-1はその巨大なボディーとは裏腹に、華麗なターンを見せてくれる
そして、最後の展示は世界有数の戦闘機『F−15 イーグル』だ!
F−15イーグルは救難隊とおなじ茨城県の百里基地からやってきた!
この時間になると、かなりモヤがでてしまったが、大迫力の機体は健在だった!
さすがに「アフターバーナー」は使わなかったが、すごい機体だぜ( ̄∀ ̄;)
さて、コレで全ての展示は終了となる。
しか〜〜〜しヽ(`0´)ノ
ファンには、たまらない「おまけ」が待っている
各基地からやってきた航空機の離陸である。
今回は、2機のヘリだが、帰りのフライトを『フライ・バイ』と言って、ちょっとした
パフォーマンスをサービスしてくれる時があるので、それを見ていくのだ。
まずは、大型ヘリ「チヌーク」のフライト!
砂煙を上げて、舞い上がった!
最後は、ゆっくりなフライトだが・・・・・
あ!(◎_◎;) !!!
クルーが、手を振ってくれてる!
白い手袋を振る隊員に下からファンもバイバ〜〜〜イ!と手を振るのであった。
そして、迫力のフライトをしてくれた救難機だが・・・期待が高まる(^_^;)
ゆっくりと上昇して会場を去った救難機
なんと上空をゆっくりと1周旋回して・・・・・
またもや、会場上空に帰って来てくれた!
お〜〜〜!ローパス(高速低空飛行)だ〜〜〜〜!ヽ(`0´)ノ
会場を低空飛行で通過するお土産を残してくれた!
映画「トップガン」でも最後にあったように
通過して敬意を表す最高の挨拶だ!
う〜〜〜ん・・・楽しかった・・・とっても幸先の良い今年のさくら祭だった。(*^-^*)
今年も、晴天で空を見上げられる日が多いことを満開に花に祈り、感謝する一日だった。
ちなみに・・・・
意外と知らない人も多いが、ヘリの足元には、テントウムシ君がいっぱいいたのだ。
彼らもヘリに負けずと、春の訪れに低空飛行で敬意を表していた(*^-^*)
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