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毎年夏に富士山麓でおこなわれる、陸上自衛隊の富士総合火力演習
シャトル・バスに乗り、移動をするのだが、その時にいつも気になる場所を通る。
今回は、総火演終了後にその場所へ行ってみた。
そこには、自然公園と神秘的な「鍾乳洞」があったのだ〜〜〜!
というわけで・・・・
富士山御胎内清宏園に行ってみたのだ。
富士山麓の森の一角を公園として開放しているこの場所は
駐車場も完備されている。
入口で、入園料「150円」を払い、公園内に進むことになる。
ここで、受付のおばちゃんからの重要なアドバイス・・・・・
「洞窟の中は、真っ暗で足元は濡れているから、ロウソクを持っていったら?」
確かに、受付にはロウソクが売られていたのだが、明かりをもっていない人は
ここで、ロウソクかレンタルの懐中電灯を借りるといい(有料)
なぜか?我々夫婦は
車の中に「懐中電灯」や「ヘッドライト」「雨合羽」を普段から積んでいる
今回はそのままスル〜したが、是非懐中電灯は持ってきたほうが良い。
公園内は、ある程度整備されているので、特に歩くのには問題はない。
しかしながら・・・・・・
整備されたのは、ずいぶん前らしく、途中にあった休憩所などは、破損状態だった・・・
駐車場から歩くこと「3分」
「安産夫婦岩」と言う岩が現れた・・・・・
日本人は、大小2つの岩があると、縄をかけて「夫婦」に見立てる風潮があるらしい・・・
別に「兄弟岩」でも「おぼんこぼん岩」でも良いのに・・・(^_^;)
散歩がてらのコースだが、途中にはこう言った溶岩などの展示もある・・・
ただし、あまり興味をそそられる物でもないが・・・・
そんな中、ちょっと珍しい物が・・・・
『溶岩樹形』特に右側の『管状溶岩樹形』は珍しい。
コレは、昔富士山が爆発した時に流れ出した溶岩が大きな木を飲み込んで出来たものだ。
木に覆いかぶさるように固まった溶岩だが、熱で中の木が燃えてしまい、結果「管」のように
真ん中に穴があいた状態の溶岩の塊が出来た物だ。
話には、聞いていたが本物を見たのは初めてだった・・・・。
さて、山を登るように歩き始めて10分弱・・・・
真っ赤な鳥居が出てきた。
鳥居を潜るとまず現れたのは・・・・
動物園・・・・( ̄∀ ̄;)
ニワトリやサル・・・なぜかフラミンゴが富士山麓におったで〜(-_-;)
さて・・・目的の「鍾乳洞」は神社の脇ということなので、動物はスル〜して、先に進むと・・・
サルよりも妙な感じの溶岩が現れた・・・・(◎_◎;)
なんじゃコレ ?
自然の作り出すものは、ようわからん?
昔の人は、こう言ったものを見て「天狗」とか「妖怪」なんかを想像したのかもしれないな〜(^_^;)
とりあえず、最終目的地の「御胎内神社」に到着
意外にも、きれいな神社だ。この神社の脇に目的の洞窟がある。
入口には、案内板もあるのだが・・・・
マジで、真っ暗らしい・・・・
とりあえず、この洞窟を『女性の胎内』に見立てているようで、
母親の胎内に戻ったような体験が出来るということだ。
以前は、修行僧も使ったといわれるこの洞窟、長さ155mと書かれている。
ループ状になっているコース自体は50mぐらいだ。
とりあえず、ここからは「探検隊GO!」
足元と・・・・・頭上に御注意ください・・・・(^_^;)
天井が・・・とがってる・・・・(>w< )
そんでもって、中に入ると・・・・
本当に・・・・狭〜〜〜〜ヽ(`0´)ノ
そんでもって、マジ真っ暗!(◎_◎;)
フラッシュを焚いているから見えるけど、本当に真っ暗なのだ!
さて、そんな我々がいる場所だが、入ってすぐのこの場所は・・・・
『大腸部』・・・・・( ̄∀ ̄;)汗
って、ことは・・・・・・・・
『入口』は『肛門』?
俺達は、座薬か?σ(^-^;)
その先、狭くて、くねった洞窟を進むと・・・・
乳房石・・・・・腹の中の「乳房」にもこまったもんだが、
どこが「乳房」ヤネン〜ヽ(`0´)ノ
あ!老人ホームにいた時に、こんな乳房のば〜ちゃんがいたような・・・・?
さて、ちょっと広い場所に出ると・・・・精水池・・・・
ここへ来るまでに、もう足元はビチョビチョなのだが、改めてここで「池」といわれても・・・・
実際に、この日は数時間前まで雨が降っており、地表面に近いこの洞窟はすぐに雨が
浸透してきて、中がグチャグチャになるらしい・・・・雨の後には明日すめできないな・・・。
そんでもって、真っ暗な洞窟を進むこと3分・・・・
一応、小さな祠があるので、かる〜く拝んで、先に向かい進むとしよう。
と、この辺で・・・・視界が曇ってきた・・・・・
ややや!『心霊現象か?』それとも『喫煙所か?』
コレは、出口方面から入ってきた空気が、このあたりで一気に冷やされて、
なんといつもこのような雲が出ているらしい・・・・・。
ちょっと神秘的 (◎_◎;)
しか〜〜し! ヽ(`0´)ノ
この先、穴はメチャクチャ狭くなる・・・・ちなみに穴の中は「一方通行」
進むしかないのだ!
一番奥までやってきた・・・・・。
この先にも穴はあるようなのだが、細く崩れてしまい進むのは無理!
そんでもって、ここからは、『消化器系』の内臓だったはずなのに・・・
いきなり『生殖系』の臓器に変わるのであった・・・・・
そんでもって・・・・・
出口周辺は・・・・狭すぎる〜〜〜ヽ(`0´)ノ
コレが一応「産道」らしく、この先めでたく『出口』から
人生2度目の出産を体験することとなるのだ。(^_^;)
ちなみに、写真の右側に写っているのが、後ろの人が持ってる「ロウソク」です。
この明かりだけじゃ、かなり心細いのだ・・・・・。
改めて、周辺を見ると、小さな洞窟が「ボコボコ」ある。
不動明王を祭ってあったりと、ちょっとした「祠」になっているようだ。
この深い富士の森には、どれぐらいの洞窟があるのか?
まさに霊峰富士・・・・足元も神秘的である。
天然記念物溶岩隧道と自然園 |
8:30〜17:00 年中無休 |
大人 150円 子供(高校生以下)70円 無料駐車場有 |
静岡県御殿場市印野1382-1 (0550)89ー4398 |
データーが古い可能性がありますので、冒険のさいは各自御確認ください。 洞窟内は、一切の照明も無く、足元はグチョグチョ、天井も低く危険です。 全くバリアフリーの対応もしていません。 足腰に自信があり、汚れてもいい!と言う方のみお勧めです。 |