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アクセス「20万件」突破記念 第一弾




2006年  7月30日

「  夏  」




毎年、秋に行われていた百里基地航空祭、今年は夏に行われた。

記録的に
遅い梅雨明け、各地での豪雨の被害

前日の29日まで百里の空にも
雨が、パラつく天気だった・・・



でも、大丈夫! (o^ー')b




今年、クロスケは
航空祭お天気9連勝だったのだ!

微妙な天候の時もあったが、雨で展示内容変更など
一度も無い

奇跡のお天気記録継続中だったのだ〜〜σ(^-^;)



そんな、奇跡的な空の祭典も10回目となると、不安もあるのだが・・・(-_-;)




この日も、朝っぱらから、いい天気だ〜〜ヾ(〃^∇^)ノ


今回我々は、裏門からの入場となったが、駐車場も混むことも無く、素晴らしい幕開だった。


AM 7:00

基地内に入ると、そこはすでに多くの航空ファンが詰め掛けていた。

そんな時、
朝霧けむる夏の飛行場に一台の消防車が走り出した・・・

消防車が走り出すということは、
フライトの開始の合図である。

まもなく、ウエザーチェック(天候調査)の
T−4がやってきた。

静かな森をバックに「キ〜〜〜〜ン」と言うエンジン音が響き渡る。


翼下脇に
「40周年記念」のマークを入れた「T−4」だ!
彼らが今日の空を、
真っ先に見に行くのだ!


ウェザーチェックの機体が離陸し、上空の天候調査を行っているが、

航空祭開始は9:00からである。

それまでの時間、地上展示機を見てみよう。

正門からは一番奥になるのだが、裏門から来ると真正面にあるのが「501飛行隊」だ。

ピカピカに磨かれた偵察機の
「迷彩ファントム」これが航空祭の醍醐味!


もちろん航空祭といえば
「シャーク・ノーズ」だ!今年も「501」のシャークは健在だった!


百里基地航空祭の展示機は、自衛隊機が中心で米軍の参加は今までは少なかったのだが・・・


今年は、米軍の参加も多かった。(`・ω・´)ノ"

なかでも目立つのは、この
「巨大おたまじゃくし!」

「EA−6B プラウラー」

「A−6 イントゥルーダー」を改造した「4人乗りの電子戦機」
 
前に2人、後ろに2人の乗員を乗せた「海兵隊」所有の老舗攻撃機!


尾翼には
「龍(ゴラゴン)」のスペシャルマーキング付と、きたもんだ! ヽ(`0´) 


空母艦載機だけに、
翼を折りたためるパフォーマンスも展示の一つ!

そして、「海兵隊」といえばコレ↓

「F/A−18 ホーネット」 ヽ(`0´)ノ

「A(攻撃)」と「F(戦闘)」を一つにまとめるのは、いささか矛盾も感じるが、
それが出来るハイパー戦闘攻撃機というだけあって・・・・・
カッコイイ〜〜(>w< )!

今や、発展型後継機の「スーパーホーネット」に人気は押され気味だが・・・


航空祭では、人だかりが出来る人気者。


毎年「C−130輸送機」も展示されるが、今年は米軍機の展示だった!

いつもの
濃緑色(自衛隊機)と比べて、この灰色は、いかにも「米軍」といった重々しい感じだ。

そんでもって、今日は
「デモ・フライト(起動飛行)」の出番もある「三沢基地」から来た「米空軍戦闘機」

「F−16 ファイティング・ファルコン」


鉛筆の上に操縦席が載っただけのようなスマートな機体。
コレなら、かなりの範囲で周囲を見渡せるだろう。

さて、そんな「米軍」の脇には同じ三沢に同居している
日本の最新鋭戦闘機
「F−2」が並んでいる。

こちらは、見た目に「F−16」にそっくりなのですが、翼面積も広く、キャノピーの形も
ちょっと違った
「日米共同開発」の最新戦闘機「F−2」!

もちろん、航空祭お約束の
「シャークノーズ」も描かれているが・・・

ちょっと「バランスが・・・・(^_^;)」
逆を言えば、口の位置など本物のサメに近いのだが、ビジュアル的に、笑える顔になってしまっている。


機体には、
黄色いリボンカラーが描かれ、ドラックシュート収納部分には、「1956年〜2006年」までの
部隊の歴史が、
特徴ある機体のシルエットで描かれていた。

もちろん、航空祭最大の人気者!
「ブルーインパルス」も綺麗に並んでいる。

予備機を含んだ7機が並ぶエプロン(飛行機の待機場)前は、人だかりが絶えることは無い。


飛行を前にピカピカに磨かれた「ブルー」、コクピットにのぼる梯子もブルーの
カラーに合わせて塗り分けている所もこだわりである。

そして、百里といえば
「F−15 イーグル」
こちらも、この後バリバリの飛行展示を見せてくれる。

何回見ても、スゴイ迫力じゃ!

沖縄からは、
「オジロワシ」のファントムも展示となった。

百里でファントムといえば「迷彩色」であるが、本来はこのカラーが標準である。

 
垂直尾翼や「キャノピー」の開閉展示など世界のベストセラー・ファントムらしいスタイル。


AM 9:00

さて、もう十分なぐらい航空祭を楽しんでいるのだが、
ここからが航空祭の始まりである。

今回は、
基地開設40周年記念ということで、オープニングセレモニーのテープカットが行われた。

それと同時に、上空を3機の
「F−15 イーグル」が通過して航空祭の幕開けとなる。

ぴったり「9:00」にコントロールタワー(管制塔)を通過する。
すごい正確さだ!地元の鉄道よりぴったりかもしれない・・・・(・・;)

AM 9:15

ここから
「501飛行隊」による「偵察任務飛行展示」が行われる。

きっちり並んだ2機のファントムが、かっこよく離陸していく。



そして、展示の開始!

低い・・・そんでもって・・・・早い  (^◇^;)



今までの航空祭に比べて、飛行高度が異常に低い気がするのは、久しぶりだから?


イヤ・・・違う、今年の展示は、
気合いの入り方が桁外れのようだ・・・・。


私のようなコンパクトデジカメしか持っていない者でも、ここまで背中が撮れるなんて・・・・。

久しぶりの晴天の航空祭に、主催者側もバリバリのフライトを見せてくれている!


この時の撮影した航空写真は会場に展示される。
今回私もしっかりと写っていたのだった

(*^-^*)


AM 9:45

RF−4Eの飛行展示が終わると、今度は
「F−15 5機」「RF−4Eファントム 4機」「T−4 2機」
間髪いれずにフォーメーションで、上がっていった・・・・はて?次の展示は・・・・・・


通過飛行・・・・・・・・(´・ω・`)?

先ほど離陸した機体が、部隊ごとにフォーメーションを組んで通過していく。





しかし・・・





この後、飛行してきた部隊が、
「まとまって帰って来るというアナウンスが・・・・・





まとまって帰って来るって・・・・(^◇^;)どういうこと?




とりああえず、空を待っていると・・・・







キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!






スッゲ〜〜〜! 通過飛行 ヽ(`0´)ノ

なんと、
異機種多数機編成巨大フォーメーション編隊飛行

こんな編隊飛行見たこと無い〜〜〜〜!
o(^0^)o



大所帯の大編成の通過後、各機体はコンバットピッチで着陸へと向かう。

機体が、
空で「ひねる」と、翼端からはベイパーがはっきりと現れる湿度の高さ!

秋の航空祭では、体感できないこの時期ならでわの
「うれしいおまけ」なのだ(*^-^*)


AM 10:20

AIRock Aerobatic Team(エアロック アクロバティック チーム)の登場!

エアロックの若き2代目「Sunny(サニー)」のアクロバット演技だ!

2004年の悪夢から見事復活を果たした「AIRock」 
5月の静浜では、低い雲の中見事なアクロを披露してくれたのだが、今回は青空!


晴天の高い空に、見事な演技を見せてくれた。

青い空に、白いスモークを引く、派手な機体がいっそう輝きを増すでわないか〜 ヽ(`0´)ノ



そんでもって、途中では上空を飛ぶパイロット
「サニー」からの無線交信によるお話も
会場に流される!そんな声に耳を傾けると・・・・
「スモーク出し忘れちゃいました・・・」


オイオイ(^_^;)





そんな「サニー」操る「ピッツ」は、アクロの途中会場正面から消えてしまい・・・・
どこ行ったかな〜?と思っていると・・・

会場後方から、超低空で突入してくるという荒業も披露してくれた。


一見すると、古めかしい複葉機だが、それもそのはず・・・この機体「1943年」の設計なのだ。
しかし、数々の改良を加えられ今では「アクロバットのベストセラー」として、生産されているのだ。


型は古いが、当然飛んでいる機体は新品の新しい機体!

高く広い百里の空に、素晴らしいアクロを披露してくれた「AIRock」

きっと雲の隙間から「ロック岩崎」も声援を送っているだろう。



太陽もAIRockのフライトに声援を送るように、
珍しい「彩雲虹」を見せてくれた!






AM 11:10

「ジリリリリリリリリリリリリ・・・・・・」


会場に「けたたましい非常事態のベル」が鳴り響く


会場正面に駐機してある「F−15」に
緊急スクランブル発進のデモ展示が行われる。


そして、デモ・スクランブルの発進をした「F−15」は、そのまま
起動飛行へと移るのだが・・・

コレが、すごかった〜〜(>w< )




空気の中には、この日が梅雨明けということもあり、
ものすごい湿気があるようで、
ターンをするイーグルの機体をボーテックスが包み込んでしまっている!




もちろん、翼両端から発せられるベイパーは、空に軌道を描いているのだ!




ベイパー&ボーテックスを従えた、起動飛行!


今年は、気合いが一味も二味も違うぜ(>w< )



高速で突入する「イーグル」!

機体全体を、
シャンプーハット?のような霧が包んでいる!


マッハコーン?と思わせるような、とんでもないフライトだ!


すごい!すごすぎるぜ!百里梅組飛行隊!
ヽ(`0´)ノ




オートフォーカスも、機体周辺のピント合わせが、ほとんど無理状態の
モヤモヤイーグル!


ゆっくりと、機体を揺らしながら通過する瞬間に撮影するのがやっとだった・・・


最後に、コンバットピッチでの着陸態勢のときは、
ブルーを思い起こさせるようなすごいベイパーだった!



AM 11:25

イーグルのとんでもないフライトの後には、日本が誇る最新戦闘機
「F−2」の登場!

こちらも、すごかった〜〜〜〜ヽ(`0´)ノ



イーグルと争うように機体全身にボーテックスを背負っていたのだ〜(>w< )



普段、コクピット脇のカナード翼から発生するバイパーもこの日は、すごい物だった。



ターンした腹側からでもしっかりと確認できるベイパー!



肩から角が生えたようなベイパーを披露した「F−2」
アフターバーナーも焚きっぱなしだ〜〜〜〜!


AM 11:40


次は、青い空に青い機体が舞い上がる!

「百里救難隊の救難展示飛行」

U−125Aは、自衛隊機としては、大きめだがそれ以上に大きな双発エンジンをつけて上昇していく。

その後に現れるのは「U−H60」救難機だ!

いつでも、どこでも現れる「救難機」
今回も、救難デモを演じてくれた!



身近な救難隊のデモンストレーションは、観客の間近で行われる。
一番近い所にいる部隊だけに、心強い我々のみかただ!


救難活動を終えた救難隊は、機体をガバッと翻し展示を終えたのだった!


午前中の展示も終わり、食事の前なのに、
胸いっぱい、お腹いっぱい状態だが、
このお昼休みにも、
とびっきりの「飛行展示?」があるのだ〜〜〜(*^-^*)


PM 12:10

会場中央の仕切られたエリアに、
あやしい女装自衛官かわいい機体が・・・・(^◇^;)

「ブルーインパルス ジュニア」の展示飛行なのだ〜ヾ(〃^∇^)ノ
 
お子様からお年寄りまで、大人気のアトラクション!「ジュニア」

50tのスクーターをベースに改造されたジュニア6機で行われるショーは面白いというより

正直・・・うまい!(`・ω・´)ノ"

なつかしのカラースモークも搭載している素晴らしい機体なのだ!

フライト前の「ウォークダウン」もあるし、ブルーの3次元演技を見事に2次元で披露てくれる。

 
スピードもそれなりにあるし、難しい操作をこなしながら、ファンへのお手フリも欠かさない!


ブルー・ジュニアの演技は、いつも観客でいっぱいなのだ!


しかしながら、全機でのマニューバーや宙返りはちょっと無理がある・・・

そんな時には・・・コレ(*^-^*)

竿技が披露されるのだ〜〜(`・ω・´)ノ"


ちなみに、こちらは竿技の醍醐味
「イナバウァ〜〜〜」だそうです・・・・(^_^;)

 
もちろん、最後は「コークスクリュー」なのだが・・・・
6番機が小さいのはご愛嬌(*^-^*)


ショーの最後には、「バァ〜イ・センキュウ〜」と観客にお礼を言ってショーの締めとなる。


PM 12:50

ここで、聞きなれないエンジン音と共に
午後の航空祭の幕開けである。

真っ青な空になった午後の一発目は、三沢基地から来た
「米空軍 F−16」のデモフライトからだ!

午前中の「F−2 戦闘機」のお父さんといってもいい

「F−16 ファイティング・ファルコン」


ものすごい速度でのフライト披露となった!


青空に繰り出す「F−16」まさに、「ファルコン(ハヤブサ)


ヒャ〜〜〜はやい (^◇^;)!
ブレブレの写真であるが、ベイパーの中に「虹」が出始めた!


それにしても、大迫力である。午前中の自衛隊の飛行に触発されたのか?
とんでもない気合いフライトを見せてくれたのだった!


青い空によく似合う機体が今日は多すぎる・・・・・(^◇^;)


もう、今までの航空祭のいいところ全部を集めたような航空祭になってしまった!



PM 13:30

そして、航空祭の最後を締めるのは
「ブルー・インパルス」だ!

風が強く、フォーメーションテイクオフが出来なかったが、
その分遠くからフォーメーションを組んでのアクロバット開始となった!


きっちりと編隊を組んだブルー!


青空に、白いスモーク!

最高〜〜〜(>w< )




「ファンブレイク」でかえってきた4機は超過密編隊での通過!


前後の翼は重なっている状態でのターンは、息を呑む瞬間だ!


前半の大技!「レベルオープナー」5機の編隊が会場へまっすぐに突っ込んでくる!

そんでもって・・・・・

ガバ〜〜〜〜!と、会場正面で開いた瞬間!

会場からは、「お〜〜〜〜!」とため息のような歓声が上がる。



一度広がった編隊が、会場へ帰ってきたときは、過密編隊へ移行している!


リードソロの5番機も、空を切り裂いて進んでいく!



レインフォールでは、巨大な滝が空に現れた!

編隊飛行が過ぎた静寂の空に、ソロの5番機が突入!

翼からベイパーを発生させ、3本のスモークを引くブルー!


太陽に向かって突き進め〜〜〜ヽ(`0´)ノ

このあたりで、シャッターチャンス!

スローロールでは、ゆっくりと観客の前をブルーが突き進んでくれる。


まさに、空に軌道を描くブルー!

メッチャカッコイイ〜〜〜(>w< )


ダイヤモンドロールは、空に大きな輪を描いてくれた!


ソロ機は、本当にすごい機動力を発揮し、大技の演技間をきっちりと埋めていく

今回とっても良かったのが、
「バーチカル」である!

大きな、大きなハートに矢が刺さった!

まさに!青空 ヽ(`0´)ノ フォ〜〜!




クロスでは、2機の速度差は1000キロを越える大迫力!

スゲ〜〜〜〜(>w< )


見えない何かでつながっていっるような編隊飛行!

見えない何かとは「信頼」なのでろう!



まさに、この日はブルーの為の空のような感じだ!


これぞ!ブルーインパルス!


青空 ヽ(`0´)ノ フォ〜〜!




後方か突入したブルーは、観客の声援を受けて大空へ舞い上がる!


多数編隊での大技は、空が晴れていると、数倍の感動を味わえる。


でかい!でかすぎる「リング!」

この感動をファンは、待っていたのだ!




6機全機での編隊飛行!


大空を背に宙返りを披露するブルー!


自らのスモークを背景に、
青空を駆け抜けるブルーは、アーチストだ!


お見事!(`・ω・´)ノ"

そして、空には大きな大きな星が現れた!

「スタークロス」

まさに
「空のスターが星を描いた瞬間」



「タッククロス」では、観客もウォォ〜〜!と、どよめきが上がる!


間髪いれずに、左右に展開した2機が舞い戻り、クロスするのは何回見ても度肝を抜かれる技だ!


最後は、「ローリングコンバットピッチ」での帰還!

空に広がる4重のリングはアクロバットの無事終焉を知らせる合図!


5番機・6番機の「コークスクリュー」で幕を閉じるのだが、この技を見ていると
技術の高さを、まざまざと感じることが出来る。


観客の前で最後のターンを行うブルー

「ありがとう〜」(*^-^*)

自然にこんな歓声が上がる瞬間だ!


ブルーインパルスのアクロバットを最後に、
この日の航空祭の幕は閉じる






しか〜〜〜し  (>w< )





この後にも、ファンには欠かすことの出来ない
お土産フライトが残っている。

外来機のフライバイがあるのだ。


いつまでも会場に残っているのも
隊員さんに申し訳ないが、今回我々の駐車場が
アプローチの曲がった先にあったので、車の場所から最後のフライトを見させていただいた。

静岡県の静浜基地からやってきた「T−7」はハッチを空けて我々のほうを見ながらのアプローチ


海上自衛隊所属の「P−3C」は、大型機ならでわの豪快なタキシング

そんな時、聞き慣れたエンジン音が・・・・

ブルーインパルスの登場


コックピットのキャノピーを空けたままやってきたブルー


駐車場にいる我々にも
手振って声援にこたえてくれた!


観客もこの日の最高のフライトに精一杯のお礼のつもりで、両手を振り返す!


ブルーは、離陸後会場上空を一周回って、スモークのおまけ着きのさよならを演じてくれた。

次に、甲高いエンジン音が聞こえ・・・・

「F−18 ホーネット」の登場である!


海兵隊のパイロットも、懲りない我々ファンを機内から見ていた・・・(^_^;)

すごかったのは・・・・F−18の離陸だった・・・

なんと、
滑走中に「ベイパー」が、ガンガン上がったのだ!

その後、大型の輸送機がやってきた。

「C−130」は、
滑走中プロペラからバネ状のベイパーを吐きながら離陸!


日本が誇る大型輸送機「C−1」もお帰りだ

そして、この日、最後のフライトは「EA−6B プラウラー」だった。

岩国(山口県)までの長い道のり・・・気をつけてかえってね〜、"( ´ ▽ ` )ノ"


ちょっと見にくいが、
後方の席に座る隊員さんが「両手」を振りながらお別れに答えてくれた。



茨城県 百里基地

ここは今、新たな飛行場の展開へと工事が進んでいる。民間空港との共有化工事である。
日本には、他にも「自衛隊と民間」の共有空港があるが、百里基地も今後そのような空港へ
様変わりするのである。


関東唯一の
自衛隊ファイターベースの航空祭も今後は、形が少なからずや変わっていくだろう。


もちろん、遠くの航空ファンにはチャーター機での航空祭ツアーなど組まれる可能性も高いが
今までのように自由に戦闘機が飛べるといった航空祭は難しくなる部分もあるかもしれない。
そう考えると、
百里らしい百里航空祭を開催できる最後の年だったのかもしれない。


こんなに素晴らしい航空祭をありがとう。


日ごろの行いのよい皆さんに皆さんで感謝したい航空祭であった。








ちなみに・・・・・






青空の元で行われた航空祭。
今後民間空港と共有化される飛行場。
しかし、全ての人が、そのことを喜ばしく受け入れているわけでは無い。


当然、基地周辺に住む人達の生活には、
爆音不安も付きまとっている。


「全ての人が共存できる生活環境へ一歩でも近づけられる」ように、
願い、努力することも
航空祭を続けていく為に、ファンに課せられた課題の一つであろう。









「いつまでも、青い空の下で・・・・・         

      見上げていたい空がある・・・・・」








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